1856年、ローター・ファーバーはシベリアの黒鉛鉱山を得てより鉛筆の生産に注力していきました。フランスからの試掘者が鉱脈を見つけ、ファーバー社にパートナーシップ締結を持ちかけました。採掘された黒鉛は、鹿ゾリで道無き道を進み海を渡り、長い旅路を経てドイツ・ハンブルクへ運ばれました。 さらに鉛筆の軸としてドイツの木材だけでなくフロリダの高級木材が採用されることもあり、その製品の高品質さは世界中に広まっていきました。