A.W.ファーバー社は、1861年に100周年を迎えました。その時点で従業員数は250名を抱え、筆記具市場では目立つ存在となっていました。ローター・ファーバーは非常に革新的な経営者で、活動をより多岐にわたったものにしたいと考えていました。 この記念の年に、ゲロルツグリュンに学校用の石板を製造する工場も構え、地元の雇用を生み出しました。これは後に、世界的に有名になるスライドルーラー(文字盤をスライドさせて計算する計算機)の原型にもなりました。