ウィルヘルム・ファーバーの長女で、会社を継ぐことになったオッテリー・フォン・ファーバー(1877–1944) は1898年にドイツで最も伝統がある貴族の一つの子孫であったアレグザンダー・ズ・カステル・リューデンハウゼン伯爵と結婚しました。 アレグザンダー伯爵は1903年に6代目として経営権を譲り受けます。ドイツのアールヌーボーと言われるユーゲント・シュティール形式の、壮大な「新しい城」 の基礎が敷かれました。
アレグザンダー・ファーバーカステル伯爵の参加により、ファーバーカステル社はますます勢いを増していきました。世界的に有名なカステル9000番鉛筆を発表したのも、彼でした。